株式会社ミライコミュニケーションネットワーク代表取締役　伊藤　義仁 -社長のサムズアップライフ

伊藤　義仁

株式会社ミライコミュニケーションネットワーク代表取締役

まったく新しい概念のデータセンターで
ビッグデータ時代をリードする、IT界の革命児。

インターネット黎明期に事業スタート。

ミライコミュニケーションネットワーク（通称：ミライネット）は、インターネットプロバイダサービス、レンタルサーバ、データセンターをはじめとしたインターネット関連サービスを提供する企業。簡単に言えば「インターネットに関することはすべてお任せください」という会社です（笑）。もともとは、当社の親会社で電気設備資材などの製造販売を行う未来工業株式会社の生産設備を手がける未来精工株式会社の「ミライネット事業部」としてスタートしました。1996年にプロバイダ事業を始めたんです。当時は、インターネット黎明期。通信もダイヤルアップ接続でした。つまり、パソコンが電話をかけるわけです。それも、ずっとかけ続けていると途中で切れてしまう。だから誰かがずっとついていて、つながっていないモデムを見つけるとつなげる、という作業をしていました。環境も今では考えられないほど悪かったですね。室内なのに、吹きっさらしのようなところでした（笑）。その後、事務所移転と共に岐阜県下唯一のデータセンターの運営を開始。2001年に株式会社ミライコミュニケーションネットワークとして独立しました。

人とデータが集まる「データセンターパーク」を新設。

ミライデータセンターパーク
(ミライ大垣第2データセンター)

現在、事業の核はデータセンターの運営です。データセンターとは、顧客のサーバを預かり、インターネットなどの接続回線や保守・運用サービスなどを提供する施設。高度なセキュリティや災害耐性が完備された建物内に、ネットワーク機器・サーバやデータなどを設置・保管する安全な場所を用意し、インターネット接続などの各種通信網へのアクセスインフラ網を提供します。 2005年に開設した第一データセンターに次いで今年9月、第二データセンター「ミライネットデータセンターパーク」を新設、稼働させました。「パーク」と名付けたのは、データと人が集まる場所にしたかったから。データセンターは、その性格上、設置場所を表立って知らしめることはありません。でも、我々は考え方を180度転換したんです。データは、人と人のコミュニケーションの上に存在するものですから。

アマゾンやGoogleにも利用してもらいたい。

日本のネットワークは、東名阪というラインが王道。交通も光ファイバーも、名古屋—大阪間は必ず関ヶ原を越えなければなりません。だから、関ヶ原の手前にある大垣にデータセンターを持てたというのは、とても恵まれているんです。通信ネットワークの要所ですから。今後は、クラウドサービスが一般的になっていくと思います。使いたい時に使いたいだけデータやサーバを利用する。そういうスタイルです。アマゾンやGoogleといったビッグデータを扱う企業にも、当社のデータセンターをぜひ利用していただきたいと考えています。

伊藤社長のサムズアップ：「ブレない」

ミライネットを始めた時、親会社である未来工業のマネはしないと思っていました。でも、いい会社づくりをめざす時、結局お手本にしたのは未来工業でした。創業者がよく言っていたんです。「残業せず、家に帰って母ちゃんとメシを食えよ」って。それは言い換えると、ちゃんと自分の時間を作れということ。僕自身、根っこにあるのは家庭です。誰のために仕事をするかと問われた時、やはり最初に浮かぶのは家族の顔。今、ミライネットの行動指針の筆頭に「社員と家族を大切にする」という一行を掲げています。ブレずにこれを浸透させるのが、僕の役割だと思っています。

会社概要

会社名　　　　　　㈱ミライコミュニケーションネットワーク
URL　　　　　　　公式ホームページ
URL　　　　　　　ミライデータセンターパーク
代表取締役社長　　伊藤　義仁
創立年月日　　　　平成13年7月10日
資本金　　　　　　138,000千円
業務内容
インターネットサービスプロバイダ（Mirai Net）
レンタルサーバサービス（Mirai Rental Server）
データセンター運用・管理（Mirai Internet Data Center）
ドメイン取得・運用・管理（Mirai Domain Center）
岐阜情報スーパーハイウェイ・ビジネスサポートネットワーク（Mirai BSN）
各種ネットワークコンサルティング
子会社：光ケーブルテレビ事業（株式会社アミックスコム）