酒井 英之
株式会社V字経営研究所 代表取締役
次世代経営チームの成長を支援する
凄腕経営コンサルタント。
V字経営研究所は、次世代経営チームの育成を支援するコンサルティング会社。その名の通り、業績のV字回復や増収増益、ビジョン策定などの経営課題を解決しながら、企業の業績を上げるお手伝いをさせていただいています。例えば、ある企業の中で業績が上がらない支店があるとします。そこに出向き、マネージャーの皆さんと一緒になって今の仕事の進め方における課題を見つけて改善し、半年ぐらいで結果を出すというのが私の仕事です。 以前、あるコールセンターの業績回復に取り組んだことがあります。全部で20近くの拠点中、業績が最下位のセンターがあり、なんとか立て直して欲しいという依頼を受けたのです。私が最初にしたことは…どの企業でも同じことをするのですが…なぜ業績が悪いのか、その理由をリーダーに話してもらうことです。そこで出てくる理由は、大きく分けて二通りあります。ひとつは、部下が悪いとかライバル会社が悪いとか、お客の文句が多すぎるとか、他人が原因だという理由。もうひとつは、自分自分たちのやり方が悪いという理由。後者なら、改善の余地がある。自分たちが変われば良いわけですから。人のせいにしている限り、絶対に会社は良くなりません。まず、その意識を変えてもらいます。次に現場の人の声を聞きます。業績が悪いということは、働く人がみんな何かしら不満を持っているんです。それをリーダーがひと通り聞くという作業をしてもらう。現場の声の中には、「課長の挨拶が暗いから自分たちも暗くなります」なんていうのもあります。それを聞くと、だいたいの人は落ち込みますよ。「俺のやり方はこんなに悪かったのか…」と。ただ、それで火がついて変わる人もいるんです。そこから自分の仕事の仕方を変え、組織を率いて目標達成できる人を「V字マン」と私は呼んでいます。そういう人を2020年までに1,000人育てるのが目標です。ちなみに、そのコールセンターは、半年で最下位から2位まで業績を上げました。
セントラルパークは17年ぶりにリニューアル
「業績向上」を別の言葉に置き換えると、「どうしたらやる気になるか」。V字マンが出てくるかどうかは、企業の目的に共感しているかどうかなんですね。会社の理念やビジョンに自分が共感し、会社が目指す世界を一緒に築きたいと思っていれば、人は自ずとやる気になります。ましてリーダーという立場なら、自分がチームを率いて今期の目標、3年後の目標も達成したいと思うはず。そういう人が出てこない組織があるとしたら、社員に理念やビジョンが伝えきれていないということだと思います。 私のクライアントは、大企業から社員数100人ぐらいの中堅企業がほとんど。でも、社員が10人前後のベンチャー企業の経営者の皆さんの中にも、目標達成したいとか、どうしても成功させたい事業があるとか、課題を抱えていらっしゃる方が多いんです。大企業と同じようなプロセスを踏むとコストも膨大になりますから、そういう方々を対象にした「V字マン養成講座」という私塾を開いています。全6回の講座で、業績アップのためのノウハウをレクチャーします。悩める経営者の皆さんに、ぜひ参加していただきたいと思います。
28歳の時に作った借金の額です。大手電機メーカーに在籍していた25歳の時、今でも全米でシェア70%を占めるような大ヒット商品を企画し、天狗になりまして(笑)。自分はもっともっと儲けられるはずだと思い、人から金を借りて先物商品に手を出したんです。そして、失敗してできた借金が700万円。自己破産寸前まで追い込まれたどん底状態の時、ふと反省しました。ヒット商品を作れたのは、誰のおかげなんだと。企画はしたけど、本当に自分ひとりの力で成し遂げたのかと言ったらそうじゃない。私は図面も引いていないし、生産ラインに立ったわけでも、完成した製品を運んだわけでもない。それなのに、ひとりで成功させた気になっていた。自分は最初の企画をやっただけ。成功は、みんなのおかげだったんです。そこに初めて気づいた。それが、企業の業績向上にはチームで取り組むことが大事だという、今の私の基本理念につながりました。
会社名 株式会社 V字経営研究所
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代表取締役社長 酒井 英之
設立 2014年4月
資本金 1000万円
業務内容
コンサルティング業務
〒461-0001
〒500-8158 岐阜県岐阜市田神6-3
TEL 058-240-4877
「会社の顔を創る会社」月と六ペンスが会社の顔にインタビューする
FMラジオ番組「社長のサムズアップライフ」!!
毎回、さまざまな業界のトップをお招きし、
土曜の朝に”日常のちょっとイイ話”をお届けしたい!という思いを込め、お送りしております。